まめのんきの猫背日誌

マメにノンキにやりたいと願う、都祁の自然食品屋まめのんき店主の些事争論な日々。

ネコと私のショートストーリー

5日前のこと

うちネコのタマシが

ごはんを食べなくなりました。

 

ごはん食べない、

水も飲まない、

息が荒い。

 

ときどき移動するものの

(↑ネコなりに床ずれ防止?)

息苦しさに耐えてひたすらジッとしてる。

 

いつもの動物病院へ行く。

診てもらったけど

一般的な病気ではなくて

原因がわからない。

「腫瘍などが考えられるけど

たくさんの検査と治療をする?

それでも助かるかどうかは分からないけど…」

とやさしく問うてくれる先生。

 

タマシが持つ生命の流れに任せようと

そのまま連れて帰る。

 

日を経るごとに

弱まっていく呼吸音

骨と皮と毛だけになっていく身体。

いつ逝ってしまうのかと思うと

落ち着いて寝られず

たびたび頭をなでては

「大丈夫、大丈夫」と声をかける。

 

食べなくなって4日目の朝。

カッと目を見ひらいたと思ったら

いきなり水をペロペロでなくガブガブ飲む。

ネコがゴクゴクいうの初めて聞いた。

 

恐る恐るネコメシを差しだしてみると

少し食べた。

丸3日食べてないせいか

舌がうまく動かない。

 

「命尽きる前って元気になるっていうよね、

もしかしたら最期の力をふりしぼってる!?」

とか思うもそんなことはなく。

 

発病から5日目。

ほかの2匹とともに

ガツガツごはん食べてくれるのは

ほんとうに喜ばしいことですね…。

 

3日間睡眠不足のシワ寄せがきて

オイラは完全体調不良です。