まめのんきの猫背日誌

マメにノンキにやりたいと願う、都祁の自然食品屋まめのんき店主の些事争論な日々。

続・ネコと私のショートストーリ

↓この話の後日談

ネコと私のショートストーリー - まめのんきの猫背日誌

 

1週間ほど経ったある日。

ネコのタマシが

ネコトイレ前でベシャっと転んでる。

 

なにやらうまく歩けないらしい。

 

よく見ると

左足がおかしい。

 

左手も不自然に曲がってる。

 

またしても病院へ。

 

左手左足同時に不自由=右脳に異常

これは人間と同じ。

 

進行していけば命は長くない。

 

お薬をもらって様子を見ることになり

またしてもオイラの眠り浅い日々がスタート。

 

ネコはすごい。

頭の賢い人間のように

不自由な手足に落ち込むこともなく

コケようが滑ろうが歩いて

ほかの2匹に負けず

ネコメシにガッつきにくる。

 

変わらず生きていこうとする

その姿を見て

また視界がぼやける。

四十路半ばの涙腺は

はき古したパンツのゴムよりもゆるい。