まめのんきの猫背日誌

マメにノンキにやりたいと願う、都祁の自然食品屋まめのんき店主の些事争論な日々。

お葬式につづきまして…

娘がインフルエンザAになりました。

 

40度8分。

お風呂の設定温度レベル。

 

うなされつつひたすら眠る娘。

恐ろしくて眠るわけにはいかない。

 

読めてなかった本をもそもそと出してくる。

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京極夏彦さん、今回もありがとうございました。

小説も大好きです。

 

母は一晩読み切ってスッキリしましたが

娘は今日も高熱、

まったくスッキリしないようです…。

父、他界する

父がこの世を去りました。

 

自分勝手で

偏った正義感

家族をふりまわしてきた父は

最期の退院

最期の帰宅をするため

ストレッチャーを載せるとき

息をひきとりました。

母が

荷物を取りに行っていて

数分その場にいない

そんなときでした。

 

火葬炉に入っていく棺をにぎりしめ

「いったらあかん、いかんといてよ」

と泣き崩れる母の声は

いつまでも耳の奥に残り…。

 

形見にもらってきたのは

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小さな目覚まし時計。

入院中、父は時間をとても気にしていた。

うち的もち事情

年中、もちを食べます。

 

なので、月1回くらいはもちをつきます。

餅つき機で。

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お皿は中華風で。

 

もちをつくとは…

・もち米を浸水

・ざるで水を切る

・蒸し器で蒸す

・餅つき機でつく

・餅を粉をひいたバットなどにあける

・丸めて餅箱などに並べる

と、工程多し。

使う道具も

ボール・ざる・蒸し器・蒸し布・餅つき機・バット・餅箱

と多し。

 

もちが完成すると

流しは洗い物テンコモリ、

そこらじゅう粉だらけ、

転がる機器類…

となるわけで、

それはそれはシワや白髪の10本もふえるよね…。

 

オイラ、神経質で融通のきかないので

1ステップ1片付けしたいねん。

でも、もちつき・イズ・ノンストップ!!

もち固くなるやん。

 

そんなこんなで、

田村家のもちは

『オイラの老化』という名の犠牲の上に成り立っているのです。

ありがたく食しましょう。

いろいろありますね…

実父がこの世を去ろうとしています。

 

3年前に食道がんになってから

入退院を繰り返して闘病生活を送ってきました。

 

医者の言葉は、

年末に『余命2~3か月』、

年明けに『もう何もすることはありません』。

 

手術・抗がん剤放射線

さまざまな治療をするにもかかわらず

広がり続け追いかけてくる病。

 

そんな中、父がつぶやいた言葉は

『生きてるか死んでるか分からへんわ』。

 

食べられなくなり

腰骨転移のため下半身不随となり

身体を起こすこともできなくなり

呼吸は荒くなり

言葉がはっきりしなくなり

スマホを操作できなくなり…

この1ヶ月、すごい早さで衰弱しています。

 

それでも父は、

今日も『治ること』を信じています。

『まだ生られる』と信じて、

『早く体力をつけて治療せなあかんな』と言います。

 

そんな父を見ていると

ガンになっても手術はしないと考える私は

足元にスッと黒い丸い穴があくような気分になります。

 

生きること

死ぬこと

苦痛

強さ

刻々とすぎる時間

迫りくるその日…

正しい答えは何一つ浮かびません。

あけましておめでとうございます。

昨年9月10日、

隣家の火事延焼により我が家を失ってから4ヶ月。

 

とても長い月日がたったような浦島太郎な感覚。

『これでよかったんだ』とすら思う日々。

 

触る気にならなかった10年超えのパン酵母

年末近くになって実家の冷蔵庫から持ち帰り

ごそごそと取り出してみる。

 

4~5回種つぎを重ねると

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ちゃんとパンが焼ける。

ガスオーブン稼働する環境がないのでフライパンdeちぎりパン。

火事前よりおいしいような気すらするこの威力、

いつか酵母菌に世界征服されるな、きっと。

 

酵母が稼働しはじめたので

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天然酵母パンケーキdeクリスマスケーキ。

生クリームもりもりは娘の所業。

ガスオーブンなくても生きていけます。(←あたりまえだ)

 

火事のとき

猫の避難経路確保のため家を開けはなして出たので

数日間行方不明になった猫×2匹。

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ちゃんと帰ってきてくれて

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ありがとう。

 

離れに部屋があった娘&ジイチャンや

実家と二重生活してる主人はさておき、

母屋にすべてを収納していた私は

本気全開100%勝負で『着の身着のまま』。

現在着ているものは99%いただきものです。

 

たくさんのものを一晩で失って分かったのは

『本当に必要なものはとても少ない』

ということ。

『断捨離』という名のものに

バサバサ捨ててしまうというのはまた違う。

とにかく、今あるものでやっていく。

 

そして、一時期ながら

電気というライフラインを失って分かったのは、

私たちは時間や労力と引き換えに

常に何かを失っているということ。

お金という小さなものから

環境や地球や未来という果てしないものまで。

でも、あと戻りはできない。

大切なのは『知っていること』とバランス。

 

この4ヶ月、

ほんとうにたくさんの人たちに

支えられ

励まされ

与えられ

いろんなモノやコトを得ることができました。

全身全霊でありがとう、

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

娘が古着をリメイクする

めいっぱい着たおして

そして小さくなったお気に入りのワンピースから

 娘がつくったのは。

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ハンカチ。

 

ちくちく縫って

ときどき存在を忘れ

約半年がかりで完成。

 

できあがったハンカチを学校に持って行くのが

眠れないほどわくわくすると大興奮。