まめのんきの猫背日誌

マメにノンキにやりたいと願う、都祁の自然食品屋まめのんき店主の些事争論な日々。

風邪と懐かしさと老いとそれから…

娘、

電車乗り継ぎ旦那の実家への旅。

一泊だけどね。

 

そんな娘の置き土産は

風邪菌。

母にウツして、自分は治っていきやがった。

しかも熱が微妙すぎ。

 

娘がいないあいだ、

あれやこれややりたいことあったのにさ…。

 

くやしいから

ゴロゴロしながら

懐かしいドラマの動画見てやった。

ひとつ屋根の下、ずっともう一度みたかってん。

 

洗練されてない感じ、

ノリでやってる感じ、

いやぁ、みんな若いなぁ…。

みんないろいろあったよね…。

(↑ゴシップネタしか知らんけど)

 

でもさ、

老いは成長の一つだと

自分も老いて分かる。

 

時の流れに

体力と集中力と肌のツヤハリは削ぎ落されたけど、

一定のしがらみと八方美人な態度は時間の藻屑となり、

引き換えに

図太さと

ピンポイントなこだわり深さと

昔より広い知識と

偏った知恵と

居心地よい人との数少ない関係を得る。

 

若い目には

老いは醜く汚くうつる。

それでいいんだと思う。

だから若い人はがんばれる。

 

いよいよ老いて、

ちょっとあがきながらも

『老いるのもイィよね』と思える、

そんな自分もイィよねと思う。

 

それでも、

若いマサハルはやっぱりかっこいい…。