まめのんきの猫背日誌

マメにノンキにやりたいと願う、都祁の自然食品屋まめのんき店主の些事争論な日々。

凹凸の少ない道

稲刈り、終わりました。

 

今年は

娘が手伝ってくれることと

世間の食べものに対する緊張感もあいまって、

『最大限ていねいな稲刈りをやろう』と。

 

刈り取った稲は

できるだけ草と葉っぱを取り除き

少し細めに束ねる。

 

乾きやすく

運びやすく、

脱穀するときの

取り残しと米以外が混じることを防ぐ。

 

例年にくらべて

かなり時間がかかり、

小さく狭い田んぼなのに

つねに娘と二人で作業したのに

主人と友人が半日手伝ってくれたのに、

一週間以上かかった。

 

私は自分勝手なので、

ほんとは、

最初から最後まで

一人で黙々とすべての作業をしたかった。

 

母に言われてしゃーねーな要素微量含まれる娘や

食べものの大切さをほんまに分かってんだか不明な夫や、

自分以外が作業することで生じる乱れ。

 

できるかぎりの繊細さを求めたとき、

目が届かないことは

不安で恐ろしく

ジレンマに陥る。

 

でも、

私が一人で作業し続けると一カ月以上かかって、

そのあいだに

稲が倒れたり

獣が入って荒らされたり

米がダメになるかもしれないことも、

稲刈り以外のほかの仕事が滞ることも、

家を空ける時間が長くなって

家事が行き届かなくなることも、

そんな状況で娘や夫がストレスを感じることも、

なにより

私の精神力が続かないことも、

(↑根性なし)

ちゃんとわかってる。

 

だから

自分と周りとのあいだに折りあいをつける。

 

少しだけ

突きでた部分を削って

窪んだ部分を埋めるだけで

とても歩きやすい道になる。

 

これは

稲刈り開始後5日の田んぼ。

 

うん、

やっぱり

一人でやるのは嫌だな…。