2020-02-03 父、他界する よもやまな話 父がこの世を去りました。 自分勝手で 偏った正義感 家族をふりまわしてきた父は 最期の退院 最期の帰宅をするため ストレッチャーを載せるとき 息をひきとりました。 母が 荷物を取りに行っていて 数分その場にいない そんなときでした。 火葬炉に入っていく棺をにぎりしめ 「いったらあかん、いかんといてよ」 と泣き崩れる母の声は いつまでも耳の奥に残り…。 形見にもらってきたのは 小さな目覚まし時計。 入院中、父は時間をとても気にしていた。