まめのんきの猫背日誌

マメにノンキにやりたいと願う、都祁の自然食品屋まめのんき店主の些事争論な日々。

父、他界する

父がこの世を去りました。

 

自分勝手で

偏った正義感

家族をふりまわしてきた父は

最期の退院

最期の帰宅をするため

ストレッチャーを載せるとき

息をひきとりました。

母が

荷物を取りに行っていて

数分その場にいない

そんなときでした。

 

火葬炉に入っていく棺をにぎりしめ

「いったらあかん、いかんといてよ」

と泣き崩れる母の声は

いつまでも耳の奥に残り…。

 

形見にもらってきたのは

f:id:mamenonki:20200203104315j:plain

小さな目覚まし時計。

入院中、父は時間をとても気にしていた。