まめのんきの猫背日誌

マメにノンキにやりたいと願う、都祁の自然食品屋まめのんき店主の些事争論な日々。

気になる絵本①

 からすのおかしやさん。

幼稚園や保育園でも読まれている

かこさとしさんの定番、『からすの~やさん』シリーズ。

 

『からすのパンやさん』に続く第2作目なんですが、

主人の一言から

どうしてももやもやする一節が…。

 

ぢつは、前ふりも結構気になってたりする。

 

パン屋さんを営むカラスの父母&子どもたち4人兄妹。

父母が、病気になった山形のおじさんをお見舞いに行くため

家を3日ほどあけるという設定からスタート。

いやはや、「山形のおじさん」って…結構リアルやなぁ…。

お住まいが気になるー。

 

んで、母カラス曰く

「帰ってくるまで3日ほどかかるけど

その間のパンは父さんと焼いておいたから

いつものようにお客さんにあげてね」と。

えーっと、3日目のパンって…

焼きたてパンが売りやないんやな。

 

そして、長男チョコくんが張り切って

「がってん しょうちのすけ!」

おぉう、現代の幼児にゃ説明しづらい。

でも、こういうの嫌いやないわ。

 

そしてそして、メインは

父母が出かけたあと、

長男チョコくんが張り切って父母の見様見真似でクッキーらしきものを焼く。

それを店に並べてたら

登場するのがミミちゃんなる女性(もちろんカラス)。

 

気になるのは、

チョコくんのつくったクッキーらしきものを食べたミミちゃんの一言以降、

↓以下、そのまま抜粋↓

「そうね、やきぐあいはいいけどあじがいまひとつね。

ちょっとミルクかおさとういれたらいいんじゃない」

チョコくんはもう、どぎまぎしてききました。

「ど、どうやっていれるんですか」

「どうって、ふつうにいれればいいのよ。

あら、あたしでよければおてつだいするわよ。」

 

もうね、どうしてもアダルトな妄想が…。

チョコくんがどもるところもリアルすぎて…。

 

そんなこんなで、娘に読み聞かせながら

この部分だけ頬が火照ってもやもやするわけですが、

かこさとしさん、たくさんすばらしい本をありがとうございます!!

そして、ごめんなさい…。

 

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